著者の石堂倭文氏は、居合道範士八段、杖道教士八段、剣道教士七段の師範で、海外への渡航歴も多く、経験豊富な見識を持っているため、広く人々が理解しやすい指導法のには定評があります。
名著『道理を愉しむ居合道講座 全日本剣道連盟居合編』では難解に思われがちな''業''の理合を分かりやすく解説して居合道を修業する人にヒントを提示しています。
「道理を愉しむ居合道講座」は、全剣連制定居合の解説ですが、本書は「道理を愉しむ居合道講座 古流編」として、古流剣術の各業が、いかなる想定をもって、どのような理合のもとに動作が設定されているか。居合の本義・本質を求めてきた石堂範士が、身につけてきた業(わさ)と理合(りあい)を惜しみなく披露したものです。
参考として購入したため、今まで数回しか開いた事はありません。
本書は、絶版になっていますので、今後はますます手に入りにくい書籍になっていく事は間違いありません。
カテゴリー:
本・雑誌・漫画##本##趣味・スポーツ・実用