未使用の貴重な流れ雲作のへら竿です。
玉口の変形、口割れは、ありません。
購入依頼未使用の為、竿の反りも自然竹の範囲です。
勿論紀州竿へら竿です。
オークションには、ヘラ竿の出品を多く見かけますが、穂持ち や穂先など何処かの部位がオリジナルではなく、穂先折れの修理補修されている物を多く見かけます。
特に穂先折れによる穂先の長さが短くなった竿は、調子が変わってしまいます。
穂持ちを作り直した竿は、オリジナルの調子とは全く違う竿になってしまいます。
流れ雲は先代山彦と同じく竿栓に焼印は押しませんが、
竿には、焼印の他に独特のマーク(傷印=竿継マーク///)があります。
出品の流れ雲の竿の各部位には、
手元から穂持ちまで焼印と竿継///傷印
穂先と竿栓に竿継///傷印
が有り、完全なオリジナルです。
出品写真で確認出来ます。
今回出品のヘラ竿は、穂先まで全て、流れ雲独特の研ぎ出し漆で仕上げた、貴重なオリジナルの調子を維持している竿になります。
流れ雲(別作者名 : うかれ駒、孤心、旭舟)
穂先、穂持ち、節巻部分、全てに流れ雲独特の研ぎ出し漆仕上げが施されています。
流れ雲作の竿は、大変手間を掛けて製作された貴重なへら竿になります。
流れ雲は、孤舟、げて作の流れをくむ魚心観(竿美)の弟子で、東峰や恵舟、鉄心斎と同門になります。
へら竿師の中では、大変人気のある竿師になります。
師光と源竿師は、共に紀州へら竿の根幹を構築した元祖であり、
紀州竿師は、その系統を辿ると必ずこの2大竿師に辿りつきます。
げて作は、師光の弟子になりますが、一時、弧舟の師事して居た事もあり、
げて作の流れは弧舟のDNAをも含んでおり、流れ雲は、孤舟のDNAを色濃く持っています。
へら竿:竹製へら竿
竿の状態:未使用 骨董美術品、実用可能品
竿師: 流れ雲
竿種類: 自然竹製 へら竿
脇名: さつま
竿長: 16尺 1寸( 約483cm)
竿仕舞: 5本継 2本仕舞
握り:籐巻握り
仕舞い寸法: 114.5cm
穂先径: 最太部3.6mm 最細部1.2mm
手元径(握りの上部): 13mm
竿調子: 本調子
竿材:矢竹 (穂持ちは、高野竹)
穂先材: 竹削り穂(巻糸あり)
付属品: 純正竿栓、純正竿袋 ※掲載写真のみ。
マイナスポイント: 無し
宜しくお願い致します。
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